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hi everyone!    代官山徒歩3分、恵比寿徒歩5分にある英会話スクール「English Artwork(イングリッシュ アートワーク)」の講師、島村直美 Naomi の日記です。 i hope you enjoy reading it! :D


by naomishimamura
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Up all night

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Zzzz... 眠い。。。

昨日 帰宅後、予約録画しておいた「指先でつむぐ愛」を見たら 無性に原作を読みたくなって、徹夜で一気読みしちゃいました。

原作者の光成沢美さん(フィニックスではSawa と呼ばれてた)の夫、福島智さんは盲ろうの東大助教授。
TIME で、松井秀喜や坂本龍一とともに「アジアのヒーロー」に選ばれたスゴイ人です。

「盲ろう」とは、目も見えない、耳も聞こえない、という ヘレン・ケラーと同じ障害のこと。
ただ彼は、18歳まではかろうじて耳が聞こえていたので、その頃の感覚を頼りに 少し不自然ながらも しゃべることができます。
ただ、話すことはできても聞こえないので、Sawaが 彼の両手の上に自身の手を重ねて行う「指点字」という方法で意思疎通を図り、さらに通訳者の役割も果たすのだそうです。


その彼との結婚生活を赤裸々に綴ったのが、「指先でつむぐ愛」。
あれは 2003年だったでしょうか。彼女は、フィニックスに通いながら この本を執筆していました。

一昨年には「徹子の部屋」にもご夫婦で出演。
そのとき初めてわたしは 噂のSawaのだんなさんをTVで見たのですが、あまりに魅力的な男性でびっくり、もう 大大大ファンになってしまいました!

本を読んだり、一度でもTV等で見た方はわかると思いますが、ふくちゃん(福島先生のこと)は、底抜けに明るくて 日本人離れしたユーモアセンス、機関銃(!)のように話しまくる超おしゃべり、その上すっごく思慮深い人なのです。
しかも Sawaも書いているように、全然 聖人君子じゃなくって 人間くさい。

そして Sawaも、いつも自然体で これ以上ないっていうくらい人間ぽい人です。
「障害者の夫をもつ妻は、優しく、明るく、そして強くあらねばならない」という世間の固定概念で苦しんだりもしたみたいだけど、それを乗り越えて、大声で笑い、泣き、けんかして、今でも元気いっぱいみたいで、こちらもうれしくなりました。


この本を読んだのは2度め。
途中何度もふきだしちゃうくらいおもしろく、最後は涙を流しながらも、とっても爽やかに元気になれる本です。
Amazon の評価でも☆満点でした。おススメ!


Sawaにも久しく会ってないから連絡したいけど、しばらくはTVの反響で超多忙だろうし、落ち着いた頃まで遠慮しておこうと思います。。
by naomishimamura | 2006-03-11 23:54 | 読書